デイトレーダーに必要な資金はどれくらい?年収や生活の基準も
株やFXなど、金融商品のトレードにはいくつかのスタイルがあります。そのうち 1日の中で売買が完結するのがデイトレード です。一度購入したらその日のうちに売却してしまいます。翌日まで持ち越すことはありません。またデイトレードの中でも、 数秒から数分で売買を完結させるのは「スキャルピング」 と呼ばれます。そのほか、数日の間ポジションを保有し続けるのは「スイングトレード」、さらに 数カ月以上保有するトレードは「ポジショントレード」 というように分類されます。
1日で売買を完結させるデイトレードで扱うのは、容易に売買できる流動性の高い金融商品。 上場株式やFX(外国為替証拠金取引)、CFD(差金決済取引)、株式指数先物取引 などです。
また ポジションを持ち越すリスクが小さい、というのもメリット になります。トレードを終えてポジションを持っていなければ、知らない間に市場の急激な変動に巻き込まれるのを避けることができます。
デイトレーダーの年収
デイトレーダーに必要なのが値動きを予測する能力 。値動きを表すチャートや、それを分析するテクニカル指標などへの理解度も、収入の違いになっていくでしょう。
では、どれだけの人が、デイトレーダーとして利益を出し続けているのでしょうか。 デイトレーダーとして生き残るのは、約10% と言われています。この数字に対する受け止め方は、人それぞれだと思います。
1日の生活リズム
デイトレーダーは、市場の値動きを見ながら取引します。市場が開いている時間に、生活のリズムが左右されることになるでしょう。例えば 日本株の場合、市場が開いているのは9時から15時の間 。その時間は取引に集中し、残りの時間で情報収集や、収支のチェックなどをすることになります。
その他、 ドル円などFX取引では24時間取引が可能 だったり、日経225先物取引には夜間取引など、夜のトレードに集中可能なタイプもあります。専業のデイトレーダーであれば昼間は睡眠に使い、夜の海外市場に集中するという生活も可能でしょう。日中に本業がある方であれば、夜の数時間に副業としてデイトレードをするという選択もできそうです。
資金はどれくらい必要か
国税庁が公表した「平成30年分民間給与実態統計調査」では、1年の平均給与が441万円。簡略化のため目標を年400万円とすると、 1,000万円の資金があれば、1年にトレードを繰り返し40%分の利益を出せばいい ことになります。100万円の資金なら400%。10万円の元手なら4,000%、40倍にする必要があります。実現可能な数字を探ることになるでしょう。
様々なアンケートを見ると、副業による月の収入は、1~5万円未満というケースが多いようです。仮に副業による年収を50万円としましょう。 1,000万円の資金があれば、1年に5%分の利益を積み重ねれば実現可能 です。100万円の元手なら50%、毎月5%弱の利益を出し続けることで達成できます。目標を設定し計画を立てることで、必要な資金も分かってきます。
税金はどのようにかかる?
ドル円などFX取引で得た利益については、確定申告しなければなりません。 FXのトレードで行うべきリスク管理の考え方は 適用されるのは「申告分離課税」 で、税率は所得の大小にかかわらず20%(現在は復興特別所得税を含む20.315%)。その年の利益と損失を通算して税率を掛けます。 FXでの利益は、「日経225先物」などの株価指数先物取引との損益通算も可能 です。
国内上場株式の売却益については、 「申告分離課税(譲渡所得)」 となります。税率はFXと同じく20%。証券会社で特定口座を作り、「源泉徴収あり口座」で取引をするなら、確定申告の必要はありません。なお、トレードを繰り返す中では、利益が出ることもあれば損失を出してしまうこともありますが、損失が出た際には損益通算され、すでに源泉徴収された分から自動で還付されます。
このようにデイトレードを始める際は、住宅資金について考えるときと同様、 目標を設定し計画を立てて資金を準備 します。また、デイトレーダーとして利益を出し続けるには、値動きを予測する知識や経験も必要です。資金の準備と並行して、勉強やトレーニングにより習得していくことになります。専業であれ副業であれ、チャレンジし成功すれば、デイトレードは新たな収入源となるでしょう。
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スイングトレード向けおすすめ証券会社5選|重要な7つの指標も解説
移動平均線はその名の通り、価格の推移が移動しながら、一定期間の平均線として描かれるものになります。例えば5日移動平均線を作る場合は、投資対象商品の5日間の終値を合計して日数で割り、5日間の平均値を算出します。そして日付が5日から6日に移った場合は、初日の値を捨てて6日目の値を入れる形で値の入れ替えを行い、次の5日間の平均値を求めて移動させるといった具合です。 また、平均をとる期間によって移動平均線はいくつか設定できます。例えば、短期の移動平均線であれば20日間、長期の移動平均線であれば26週間に設定することで、期間の異なる移動平均線をチャート上に表示できます。
長期の移動平均線と短期の移動平均線を分ける理由は、移動平均線を複数表示させることで、相場の転換点を分析できるからです。
現在の株価が短期、中期、長期それぞれの視点で見たときに上昇傾向なのか下降傾向なのか判断できる移動平均線は、相場の方向が変わるポイントを教えてくれるため、スイングトレードと相性の良いテクニカル指標です。移動平均線は、汎用的なテクニカル指標として多くの投資家に使われています。
移動平均線(いどうへいきんせん)
ある期間における株価の終値の平均を表した折れ線グラフ線のこと。
期間の異なる移動平均線を重ねて関係性を見ることで、大まかな相場の方向性をとらえやすくなっています。
トレンドライン
スイングトレードで取引をするのであれば、値動きの転換点を分析して取引タイミングを見極めなくてはなりません。その際、役に立つのが「トレンドライン」です。ここでいう「トレンド」とは、株価が上向き(上昇)か下向き(下降)か、または横ばい(保ち合い)で推移しているか、という株価の大局的な動きのことをいいます。
上昇トレンドとは、チャート上でより高くなっている山と谷の連続的な動き、下降トレンドはより低くなっていく山と谷の連続的な動きのことです。トレンドを把握するためにチャートに引く線を「トレンドライン」と呼び、株価の高値同士あるいは安値同士を結びます。
一般的に、トレンドラインは株価の支持線(サポートライン)、または抵抗線(レジスタンスライン)になるといわれています。それぞれ株価の下値、または上値の目安となる水準を指し、その近辺で押し目買いや戻り待ちの売りが出やすいとされており、売買サインの1つとみなすことが可能です。
例えば上昇トレンドの場合、下値同士を結んだ下値指示ラインに相場がタッチしたタイミングが買いシグナルです。下降トレンドの場合は、高値同士を結んだラインを結んだ線に相場がタッチしたところで、売り時と判断できます。
このようにトレンドラインを巧みに利用することで、相場が反転するタイミングを先読みできるのです。多くのトレーダーが活用している手法であり、トレンドラインは相場の方向性を読む際には欠かせない指標です。
終値とは、ある時間軸で相場が終了したタイミングの価格です。反対に、相場が始まったタイミングの価格は「始値」です。ある期間の値動きは、上の図のようなローソク足と呼ばれる図形で表されます。
始値よりも終値の方が高い場合は株価の上昇を表す「陽線」となり、反対に終値の方が低くなった場合は株価の下落を表す「陰線」となります。例えば、上記のローソク足は始値より終値が高いため、陽線です。陽線と陰線は色分けされて表示されます。
上のチャートのように始値と終値の関係を、色で表現したローソク足が並ぶことで、視覚的に相場の勢いを読み取れるわけです。
スイングトレードにおいては2日~3日、3ヵ月など、さまざまなトレード手法や保有期間があるため、移動平均線と終値を組み合わせて活用することで細かな出来高の確認や大きなトレンドの把握、損切りと利益確定のポイント設定を行うことが可能です。
一目均衡表(いちもくきんこうひょう)
一目均衡表は「取引に参加する売りの勢力と買いの勢力のバランスが崩れた方向に相場が動く」という考えに基づいて考案された分析手法です。1936年に日本人の細田悟一氏によって、作られました。
- 基準線=(当日を含めた過去26日間の最高値+最安値)÷2
- 転換線=(当日を含めた過去9日間の最高値+最安値)÷2
- 先行スパン1=(転換値÷基準値)を26日先行させて表示
- 先行スパン2=(当日を含めた過去52日間の最高値+最安値)÷2を26日先行させて表示
- 遅行線=当日の終値を26日遅行させて表示
基準線と転換線を用いる場合、基本的には移動平均線と同様の使い方をします。例えば基準線が上向きなら上昇トレンド、下向きなら下降トレンド、ローソク足が基準線の上側にあれば強い相場、下側にあれば弱い相場と判断するといった具合です。
また、基準線が上向きの状態で転換線が基準線の下から上に抜けるゴールデンクロスを「好転」といい、買いシグナルになります。逆に基準線が下向きの状態で転換線が基準線の上から下に抜けるデッドクロスを「逆転」といい、これは売りシグナルです。
なお、先行スパン1と先行スパン2の間に挟まれた領域を「雲」(抵抗体)と呼び、抵抗線になったり支持線になったりします。この雲とローソク足の位置を見るだけで相場の動向をチェックすることが可能です。例えば、ローソク足が雲の上にあれば強い相場、下方にあれば弱い相場と判断します。
さらに、遅行線は売り買いのタイミングを計る場合に見ます。遅行線がローソク足を上回った状態を「好転」といい買いシグナル、下回った場合を「逆転」といい、これは売りシグナルです。
一般的なテクニカル指標が価格を主軸に置いているのに対し、一目均衡表は時間分析を主体とする点で異なります。そのため、一目均衡表は取引のタイミングを見計らうのに有効なテクニカル指標です。
線が多く複雑な印象を受けるものの、世界中の投資家から支持を集めています。特に、スイングトレードのように、数日から数週間単位で取引する際に相性が良い指標です。
一目均衡表は、エクセルに5本の線と雲のデータを入れ、チャートを描くことで作成できます。また、例えば岡三証券提供の「岡さんRSS」など、証券会社提供のツールを用いて作成する方法もあります。
水平線は、名前の通りチャートに引かれる水平な線(横線)であり、価格を示すラインです。チャート上にある高値と安値を結ぶことで、投資家が意識している価格帯を見抜くことができます。
- レジスタンスライン(抵抗線)・・・・・・過去の株価の上値同士を結んだ水平線
- サポートライン(支持線)・・・・・・過去の株価の下値同士を結んだ水平線
例えば、レジスタンスライン近くまで値上がりすると、売りが増えて上値が伸び悩む傾向にあり、この位置から下げ始めるパターンが少なくありません。そのため、レジスタンスラインは上値抵抗線ともいうのです。ただし、抵抗線を抜けて上昇した場合は一段の上昇が期待できます。
また、サポートライン近くまで値下がりすると、買いが増えて下げ渋る傾向があり、この位置から反転するパターンが多く見られます。サポートラインを抜けて下落した場合は下げが加速することもあるので注意しなければなりません。
水平線付近の価格帯は多くの投資家が意識しているため、損切りや新規注文が集中しやすい傾向にあります。そのため、水平線は、スイングトレードをはじめとするさまざまな取引手法に活用できる分析方法です。
ストキャスティクス
ストキャスティクスとは、現在の相場が「売られすぎ」なのか「買われすぎ」なのかを判断する指標です。株価の一定期間の変動幅と終値の関係から、相場の相対的な強弱の勢いを示します。
チャートはインジケータライン=「%K」(Fast)と、シグナルライン=「%D」(Slow)の2本の線で表され、数値は0%から100%の範囲で推移します。%Kラインは相場に対して敏感に動き、%Dは%Kラインよりも動きは遅いですが、より重視されているのは%Dラインです。
一般的に、20~30%で売られすぎ、70~80%で買われすぎと判断されますが、相場の勢いが強い場合は20%、あるいは80%を突破することもあるので一概には言えません。
ストキャスティクスでは2本の線を用いて明確に売買シグナル(売買のタイミングを知らせる合図のこと)が出るので、判断がしやすい指標だと言えるでしょう。
そのため、ストキャスティクスはスイングトレードにおいても、売買のタイミングを見計らう際の心強いテクニカル指標です。ただし、頻繁に売買シグナルが出るため、他のテクニカル分析を併用することをおすすめします。
RSIは相場の「買われすぎ」と「売られすぎ」を判断するテクニカル指標です。売買のバランスを分析するため、ストキャスティクスと似たテクニカル指標と言えます。
ストキャスティクスが2本の線を用いて明確に売買シグナルを出すのに対し、RSIでは売りゾーン・買いゾーンで判断するため、売買を判断する幅が広い点が特徴です。
RSIは、過去一定期間の上げ幅(前日比)の合計を、同じ期間の上げ幅の合計と下げ幅の合計を足した数字で割り、100を掛けて算出できます。そのため、売られすぎ・買われすぎの判断には使えますが、いくら値上がり、または値下がりなのかはRSIでは判断できません。
また、RSIの数値は、50%を中心として0~100%の範囲で推移します。例えば、上昇局面に入ると数値が50%以上で推移し、下降局面に入ると50%以下で推移する仕組みです。一般的に70~80%だと買われすぎ、20~30%以下で売られすぎと判断されます。
上のチャートからも、RSIが70%以上、あるいは30%以下になったタイミングで相場が大きく反転していることがわかります。
RSIは1本のラインで表される非常にわかりやすい指標です。スイングトレードで取引する際に、相場の方向性を読む手掛かりになるでしょう。
なお、RSIは、逆張りのシグナルを見極める際にも利用できます。逆張りとは、相場が反対方向に動くことを予想して、相場の方向とは反対にポジションを持つ取引手法です。
ただし、買われすぎに見えてもさらに上昇するケースや、売られすぎに見えてもさらに下降するケースもあります。そのため、買いゾーン・売りゾーンのトレンドの強さを見極めることが大切です。
スイングトレードにおいて銘柄を選ぶ5つのポイント
- 流動性の高い銘柄を選ぶ
- 投資スタイルに合わせて銘柄を選ぶ
- 銘柄数は3〜5つに絞る
- 上昇トレンドを見て銘柄を選ぶ
- インデックスと異なる値動きをしている銘柄は狙い目
流動性の高い銘柄を選ぶ
流動性が高い銘柄を選ぶ理由は、好きなタイミングで好きなだけ売買できるからです。流動性が低い場合、売買する際に取引できる株数が制限される可能性があります。その場合、自分が買いたい価格や売りたい価格で取引できなくなるため、取引上不利になります。
このような事態を避けるためにも、銘柄の流動性には注意しましょう。流動性が高い銘柄は、取引量が多く信頼度が高い傾向があります。流動性が高い銘柄を選ぶためには、出来高ランキング30位以内に入っている銘柄を選ぶのがおすすめです。
- TOPIX100
- TOPIX Core30
この2銘柄は時価総額が高い上に信用も担保されているため、おすすめの銘柄です。
投資スタイルに合わせて銘柄を選ぶ
スイングトレードは最大数週間ポジションを保有するため、普段忙しくてチャートをこまめにチェックする時間がない方でも、取引しやすい手法です。
スイングトレードのメリットとしては、取引回数が少なく手数料を抑えられるため、デイトレードよりも利益効率が高いことがあげられます。
しかし、大きな値幅を狙える分、1回の取引のリスクが大きいという弱点があります。デイトレードと比較して、取引1回あたりのポジションの保有時間が長いため、リスクコントロールには特に注意しましょう。
銘柄数は3〜5つに絞る
スイングトレードで取引する場合は、3~5つの銘柄に絞るのがおすすめです。投資スタイルや資金量によって銘柄数は異なるものの、投資金額の分散度合いを考慮すると3~5つが適切なラインと言えます。
スイングトレードで取引する場合は、チャートの動きを常時チェックする必要はないものの、ある程度の値動きは把握しておく必要があります。投資する銘柄数を絞る理由は、多くの銘柄に手を出しすぎると、管理しきれないからです。
銘柄を選定する際は、証券会社が提供するスクリーニングツールを使用しましょう。ご自身に合った銘柄を効率的に見つけられます。スイングトレードの場合はテクニカル分析が必要になるため、テクニカル指標を重視して銘柄を選定すると良いでしょう。
上昇トレンドを見て銘柄を選ぶ
チャートを見て上昇トレンドになっている銘柄を選ぶと、取引の勝率を上げることにつながります。具体的には、以下の点に着目して銘柄を選ぶと良いでしょう。
- 25日移動平均線が上向き
- 株価が25日移動平均線よりも上にある
この2つの条件を満たした銘柄を選択することで、成長する銘柄を選択できる可能性が高まります。もちろん、確実に成長する銘柄を当てることはできませんが、目利きの判断基準として十分に利用できます。スイングトレードで利益を上げるためには、中長期的な目線で成長性がある銘柄を、見極めることが大切です。
インデックスと異なる値動きをしている銘柄は狙い目
インデックスとは、日経平均株価・TOPIXなどの市場の目安になる銘柄群のことです。インデックスと異なる値動きをしている銘柄は、後々インデックスに沿うように値動きをする場合が多くあります。
なぜなら、インデックスは市場の流れを代表する指標であるため、個別銘柄は多かれ少なかれインデックスの影響を受けているからです。何らかの要因でインデックスから離れた動きをしていても、後になって値動きが修正される可能性が高いです。
そのため、インデックスからずれている銘柄は、近い未来の値動きの方向が比較的読みやすくなります。スイングトレードで株式取引をするのであれば、インデックスとの差異に目を向けると、掘り出し物の銘柄が見つけられるでしょう。
スイングトレードに向いている証券会社の特徴
取引を始めるのであれば、スイングトレードに向いている証券会社で投資デビューをしましょう。ここでは、スイングトレードに向いている証券会社の特徴を3つ紹介します。
- 取引ツールの機能が高い
- 指値注文や逆指値注文などリスク管理に長けた注文方法に対応している
- 手数料が低い
取引ツールの機能が高い
スイングトレードで利益を出すためには、テクニカル分析が必須です。そのため、複雑な分析に対応できる取引ツールを提供している証券会社で、取引することをおすすめします。
高度なテクニカル分析をするためには、テクニカル指標を複数表示させます。複数の指標を表示するとチャート画面上が煩雑になるため、チャートが見やすく工夫されている取引ツールは便利です。
また、操作面でも直感的に理解できるようなデザインの取引ツールは使いやすいです。機能が高い取引ツールをまとめると、以下の3点に集約されます。
- テクニカル分析の指標や機能が豊富
- 見やすいチャート画面
- 直感的に操作できるデザイン
指値注文や逆指値注文などリスク管理に長けた注文方法に対応している
スイングトレードをする上でリスク管理は欠かせません。リスクを管理するには、指値注文や逆指値注文などの予約注文を活用しましょう。
- 指値注文・・・・・・利益確定する価格を予約しておく注文方法
- 逆指値注文・・・・・・損切りする価格を予約しておく注文方法
例えば、買いポジションを持っている場合、現在のレートよりも上昇しているタイミングで売れば利益が残ります。反対に下落しているタイミングで売ると、損失が確定します。
スイングトレードは1日中相場を監視する取引手法ではありません。そのため、価格が大きく変動したときに、自動で資産を守るための予約注文を活用する必要があります。
だからこそ、指値注文と逆指値注文を利用しない手はありません。これら2つの予約注文のメリットは、チャートを監視していなくても自動的に約定してくれる点です。
相場を見ていないときに大幅な下落が起きても、逆指値注文を入れておけば損失額を抑えられます。スイングトレードのように画面に張り付かずに取引する取引の場合、逆指値注文によるリスクヘッジは欠かせません。
手数料が低い
取引手数料が小さな証券会社を利用することで、株取引にかかるコストを削減できます。スイングトレードはスキャルピングなどと比較すると取引回数が少ないものの、長期投資よりは回数が多いです。
手数料を安く抑えるためには、1日の約定代金で手数料が決まるプランを利用すると良いでしょう。投資を始めたばかりの段階では取引額が大きくならないため、約定代金も小さくなる傾向があります。スイングトレードで株式投資を始めることを検討している方は、取引回数ではなく約定代金で手数料が決まるプランを選ぶのがおすすめです。
【株とFX】どっちがいい?違いや勉強方法を徹底比較!
SBI FXトレードは1通貨単位から取引ができるので、例えば、米ドル円の場合、1ドル=110円だとすると約5円の証拠金でFX取引をすることができます。他のFX会社では1,000通貨単位や1万通貨単位が一般的なので、大きな資金で取引するのは怖いけど、少額からFXに慣れたいという方はSBI FXトレードに向いています。また、大手ネット証券で有名なSBIグループのFX会社なので、その点も信頼度が高いFX会社だと言えます。
条件別でFX会社を比較
初心者は最低取引単位で選ぶ
FXの最低取引単位は会社によって異なり、取引単位が小さいと少額で取引することができます。
- 1通貨(ドル/円)FXのトレードで行うべきリスク管理の考え方は →資金100円
- 10000通貨(ドル/円)→資金45000円
少額取引ならリスクなく、FXの実践経験を積むことができます。
そこで、初心者の方にはMATUI FXをお勧めします。
MATUI FXは1通貨単位から取引することができるFX会社です。
手数料(スプレッド)も業界最狭水準に設定されていて、FXを始める方におすすめです。
初心者におすすめ
スプレッドが安い
キャッシュバック
FXはどんな人に向いていますか? FXのトレードで行うべきリスク管理の考え方は FXは株に比べて少額の資金でスタートできるため、初心者でも始めやすいことが特徴です。
また、FXは24時間取引可能なため、サラリーマンなど取引に使える時間が限られている人でも隙間時間を使って投資ができます。 FXを始める場合、最低でどのくらいの資金が必要ですか? FX初心者におすすめの取引単位は1000通貨です。この場合、最低で約4000円程度から取引を行うことができます。
少額で取引を続ける場合は、取引にかかるコストを抑えることが重要です。そのため、FX会社を選ぶ際にはスプレッドの低い会社を選びましょう。 株とFXのレバレッジにはどのような違いがありますか? 株の信用取引におけるレバレッジは最大3倍なのに対し、国内FXのレバレッジは最大25倍です。
レバレッジを利用すると少ない資金で効率的に投資を行えますが、ハイリスク・ハイリターンで大きな損失を出す可能性もあるので注意が必要です。
仮想通貨のデイトレードの特徴や始め方・具体的な稼ぎ方を徹底解説|どんな人におすすめ?
出典:Tradingview
また、値動きが少ないレンジ相場であっても、小さな値幅で利益を狙うデイトレードであれば利益を上げられる可能性があります。
少ない資金を効率よく運用できる
3つ目のメリットは、少ない資金を効率よく運営できることです。
いいかえれば、同じ資金を使って何度もトレードするため、少ない資金で利益を上げられるので資金効率が良い投資方法だといえます。
レバレッジ取引は手持ち資金以上の取引が可能で、仮想通貨の場合は2倍のレバレッジで取引できます。
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仮想通貨デイトレードのデメリット
取引手数料が増える
1つ目のデメリットは取引手数料が増えることです。
予想外の価格変動で大きな損失を被る可能性がある
2つ目のデメリットは予想外の価格変動で大きな損失を被る可能性があることです。
出典:楽天ウォレット
小さな利幅で利益を上げるデイトレードにとって、短期間の急激な価格変動は重大な結果につながる可能性がありますので、短期取引のリスクの一つとして把握しておきましょう。
仮想通貨デイトレードの始め方
暗号資産取引所でアカウントを作成す
購入・売却する仮想通貨を決定
取り扱っている仮想通貨は暗号資産取引所ごとで異なりますので、自分が取引したい仮想通貨があるところでアカウントを作成しなければなりません。
初心者の場合は取引量が多いビットコインやイーサリアムなどでデイトレードを行い、慣れてきたら他の仮想通貨でのトレードを始めてみてもよいでしょう。
相場状況を見ながら仮想通貨を売買
最後に、購入(買い注文)または売却(売り注文)した仮想通貨を売買します。
スキャルピングほどではありませんが、相場が予想外に大きく動くことがありますので、急変を察知したら素早く損切りする決断も必要です。
出典:DMM Bitcoin https://bitcoin.dmm.com/about/trading_flow
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仮想通貨デイトレードの稼ぎ方
ニュースなど最新情報を集める
1つ目のポイントは、ニュースなど最新情報を集めることです。
出典:DMM Bitcoin https://bitcoin.dmm.com/useful_information/crypto_assets_news
その間、相場に大きな影響を与えるニュースがいつ飛び込んできてもおかしくありません。
上の画像はDMM FXのトレードで行うべきリスク管理の考え方は Bitcoinのものですが、取引所ごとで最新のニュースをアップしていますので、自分が使っている取引所で常に最新情報を得るようにしましょう。
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テクニカル分析を行う
2つ目のポイントは、テクニカル分析を行うことです。
テクニカル分析とは、価格や値動きの規則性・サイクルに注目するチャート分析方法です。
出典:マネックス証券 https://info.monex.co.jp/technical-analysis/indicators/005.html
一般的に、短期投資はテクニカル分析が有効とされますので、仮想通貨のデイトレードでも有効と考えられます。
レバレッジ取引を活用する
3つ目のポイントは、レバレッジ取引を活用することです。
デイトレードのように、1日に何度も取引する場合は資金量が多いほど有利になりますので、レバレッジで実質的な資金量を増やすことで利益を増やせます。
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