最初にHuobi Japanについて説明します。
Huobi Japanのデータの活用法について【仮想通貨取引所の元トレーダーが解説】
FX取引データ
最初にHuobi Japanについて説明します。
Huobi Japanは2016年9月に中国で設立されて、現在はセイシェル諸島を拠点とするHuobi Globalの日本法人です。親会社のHuobi Globalは世界でもトップ10位に入る大きな仮想通貨取引所です(2022年5月29日現在)。
日本でBitTradeという会社を買収し、仮想通貨交換業を取得して運営を始めました。次にHuobi JapanのHPで紹介されているデータについて解説します。
②Huobi Japanのマーケットデータ
2-1. 恐怖&欲望指数
恐怖&欲望指数とは「fear and greed index」と呼ばれており、市場参加者のセンチメントを指数化しているものです。恐怖&欲望指数の指標は以下のように分類されています。
- 0-25 極端な恐怖
- 26-46 恐怖
- 47-55 中性
- 56-74 貪欲
- 75-100 極端な欲
2-2. SOPR(Spent Output Profit Ratio)
SOPRは「Spent Output Profit Ratio」の略です。
2-3. MVRV(FX取引データ Market Value to Realized Value)
MVRVは「Market Value to Realized Value」の略で、資産の時価総額を実現時価総額で割って算出されています。MVRVは相場のトレンドや高値・安値を知るためのものです。MVRVの値が大きく高い場合はビットコインの価格は評価として高いと判断されます。そのためMVRVの数値が高すぎる場合は売り圧力がそろそろ加えられやすい水準ということを教えてくれます。数値が低い場合は割安と判断されます。これは徐々に売り圧力が減退しながら買い手が増えていく水準となります。
2-4. BVOL24H(BTCの日次ボラティリティ)
学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。証券アナリスト資格保有 。Twitter : FX取引データ @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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